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春の花粉症治療へのアドバイス
京都府医師会
更新日 2008/02/01
春の花粉症治療へのアドバイス
京都府医師会

2008/02/01 powered by 京都府医師会
春のスギ、ヒノキ花粉症が広く知られるようになって20年をこえます。花粉症についてはそれぞれの経験や、情報で相応の知識をお持ちの方も多いでしょう。
今回はより効果的な治療効果を得るポイント、関連したアドバイスについて説明します。
●気になる花粉症「傾向と対策」●
【スギ】
花粉症の代表格「スギ花粉症」
スギ花粉症は原因となる抗原であるスギ花粉が飛び始めなければ起こりません。例えば京都のスギ花粉飛散の開始時期は、例年、2月中旬頃で実際にはこれより約10日ほど以前から前兆となる少数の飛散があります。敏感な方は早くから症状が出ますが、多くの方が発症されるのは、2月後半となります。
【ヒノキ】
スギに続く「ヒノキ花粉症」
京都でのヒノキ飛散開始時期は、3月下旬です。スギ花粉症の半数以上の方が反応されます。ここ数年は、京都では植林の状況の変化などにより、スギよりもヒノキの総花粉数が多くなっています。今後もこの傾向は強くなり、春の花粉症の主役がヒノキに変わる可能性もあります。シーズン全体を通した治療計画がますます重要になるでしょう。


【イネ科】
交差反応の強い「イネ科花粉症」
5月の連休後から梅雨をはさんで夏まで続きます。「イネ科」とは水田に植えられた水稲ではありません。多数の種類があり、交差反応が強く、場所、個人差がありますので、かかりつけ医と相談して個別の対応を受けられるのがよいでしょう。
●春の花粉症治療へのアドバイス●
花粉症シーズンが始まる前に治療を開始すると発症を抑えることが出来ます。ただし、早く始めるほど効果があがるというものでもありません。薬の効果が出るまでの時間と花粉飛散の状況とで最も効果的なポイントというものがあります。
花粉症には1度の治療でそのシーズンの発病を抑えるような方法はありません。ワクチンは抗体をつくるものですが、花粉症はすでにアレルギー抗体を持った人に、その働きが出ないようにすることが治療となります。病気の質がまったく違い、ワクチン治療は出来ません。また1回の注射で花粉症を抑えるというステロイド注射は副作用が強く推奨されるものではありません。
現在広く使われる治療薬は、内服でも点鼻でも1日から数日で効果がでます。またお薬を止めると数日で効果はなくなります。あまり早くから治療を始めることにこだわるよりも、シーズンを通じて症状にあわせた規則正しい薬剤療法を継続させることの方が重要です。
●正しい知識で薬を有効に使いましょう●
「ステロイド剤について」ステロイド剤は副腎皮質ホルモンの構造を持つ薬の総称で多種の専門薬剤があります。
花粉症治療に使われるステロイド剤について簡略に分類して説明します。



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