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ストレスと身体の関係
東原医院
院長 東原繁樹
更新日 2007/07/06
ストレスと身体の関係
東原医院 院長 東原繁樹
今回のコラムでは、Q&A形式で、ストレスと身体の関係についてお話しします。
Q1 ストレスと身体の症状は関係しているの?
内科などでいくら検査しても原因がはっきりしない症状は、ストレスからきている可能性が高いんだ。
Q2 例えば、どんな症状が多いの?
頭が重いとか、めまい、ふらつき、胃のもたれ、疲れやすさ、胸の圧迫感、動悸、息苦しさ、汗をかきやすいとか、食欲がないとか、首がつまりやすいとかいろいろある。
Q3 こういう症状があったら、ストレスからきていると思ったらいいの?
一概には言えないけれど、いちどきに身体のあちこちにいろいろな症状が出ているときには、疑ってもいい。ふつう胃が悪かったら、胃の症状しか出ないけれど、胸の症状が加わって、頭の症状も加わったりしたら、ストレスからきている可能性が高い。でも、本当に身体の病気でないか、内科などできちんと検査しておくことも大切だよ。
Q4 どうして検査で何も出てこないの?
原因としては自律神経の乱れなどが考えられるけれど、自律神経は全身に分布し、ホルモンなどの働きと複雑に関係しているので、簡単には検査ではとらえられないんだ。 自律神経は自分の意志とは関係なしに、心臓や胃腸を動かしたり、暑い時には汗を流したりして、身体の自動調整をしているけれど、ふつうは簡単には乱れない。
Q5 どうしてそんな大事な神経が乱れてしまうの?
原因として二つ考えられる。突然大きなストレスがかかった場合とそれほど大きなストレスでなくても長期間の場合である。 例えば、人間を橋にたとえてみよう。橋に通していい重さ(許容量)が100kgとすると、いきなり200kgのものを通したら、橋はすぐにつぶれてしまう。 でも、日常生活ではこんなことはめったになく、一番多いのが、100kgしか通したらいけない橋に、120kgのものを通す場合である。 誰でも決算期などで徹夜になることはあるけれど、短期間だったら別に問題はない。でも、いつもいつも120kgのものが通っていたら、だんだんと橋にゆがみが生じてくる。長期になればなるほど、自律神経などが乱れてきて、体調がくずれてくるんだ。
Q6 ストレスというのは自覚できないの?
100kg のところを120kgのものが加わっても、人間は頑張らなければと思うからなかなか自覚できない。ストレスを認めたら、自分がつぶれそうになるので、余計に無視したりするんだ。だから、人事異動などであわない職場に行っても、すぐには受診しない。いろいろ頑張って頑張って、秋ぐらいになってにっちもさっちもいかなくなって受診してくる人が多いんだ。

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