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突然死を起こすメタボリック症候群
ハイライズクリニック
医師 大野真実
更新日 2006/12/06
突然死を起こすメタボリック症候群
ハイライズクリニック 医師 大野真実
心臓に栄養や酸素を送っている冠状動脈が動脈硬化によって炎症を起こし、プラークと呼ばれるかさぶた状のものが破裂して、血栓ができ、冠状動脈の閉塞を起こすのが急性心筋梗塞です。死亡率は非常に高く、病院に搬送される前に亡くなってしまうケースも多くみられます。最近は30才代の男性での発症も増えてきました。この病気にはメタボリック症候群が深く関与しているといわれています。
冠状動脈造影検査をすると、冠状動脈の硬化や狭窄の状態が分かります。狭窄率が75%以上など、かなり狭い状態になっている血管がヤバイと思いがちですが、心筋梗塞を起こした部分の7割が、以前にさほどの狭窄を認めていなかった場所であるとの報告があります。なんでもなかった血管のはずが、ある日突然閉塞してしまう、これは血管の壁の動脈硬化による障害が、血管全体つまり全身に見えないレベルで起こっているため、といわれ、その障害をおこす引き金となるのがメタボリック症候群です。
メタボリック症候群では内臓脂肪が重視されていますが、内臓脂肪が増加することにより、動脈硬化を防止するアディポネクチンという物質が減少することが、近年わかってきました。ただの脂肪と軽んじるなかれ。あなたもすでにヤバイのかも知れません。
2006年12月6日
ハイライズクリニック 医師 大野真実
ハイライズクリニック 医師 大野真実
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